先日は矢野先生にお越し頂き、食育とブラッシング指導について講義して頂きました。

まず食育についてですが・・・W・プライス博士(著)の“食生活と身体の退化”を題材に行われました。

現代文明と接触し食生活が「近代化」しはじめたとたんに、「未開」民族の口腔や顎の構造、全身の健康がどんなに打撃を受け劣化しはじめるか、1930年代に世界14か国で10数年にわたる統計をとった貴重な資料がまとめられています。

自給食の重要性、そして加工食品による身体の退化と崩壊の恐ろしさを知り、日頃の食生活の見直しをしなければ・・・とスタッフ一同痛感させられました。

 

これは矢野先生式“あいうべ体操”を行っている風景です。

“あいうべ体操”はお口周りの筋肉だけに効くのかと思いきや、実はお腹やお尻、足などたくさんの筋肉を使うのでダイエット効果はもちろんの事、全身のバランスを整えるのにも効果的です。

 

次にブラッシング指導についてです。

今まで思いも付かなかった、理にかなった指導法でスタッフからも“へぇ～！なるほど～！”と驚きの声が飛び交い興味津々でした。

炎症を起こして歯茎に痛みがある所に対して、いかに痛みなくブラシを当てるか・・・また、糸ようじや歯間ブラシを使わずに歯ブラシ１本で歯と歯の間の清掃をする方法など盛だくさんの内容で楽しい講義でした。

今回学んだ事をぜひ今後に活かしていきたいと思います。

矢野先生、貴重なお時間をありがとうございました。